デジタル環境でのセキュリティ向上のため、従来のパスワード認証に代わる強固な方式として、FIDO2準拠のパスワードレス認証技術の導入が加速しています。
フィッシング耐性が高い認証ソリューションとして、セキュリティを強化するための指紋認証、エンドポイントログイン用のBLE、NFC、USB通信、そしてフィッシング攻撃からの保護機能など、よりユーザーの使いやすさを考慮したアプローチが求められています。
北欧企業であるPONE Biometricsは、日本ガイシのEnerCeraを活用し、FIDO2に準拠したセキュリティキー「OFFPAD」の開発に成功しました。「OFFPAD」は、サイズ86 x 54 x 2.5 mm、重さわずか17gという洗練されたデザインを実現し、指紋認証によるフィッシング耐性の高いログイン体験を実現しています。
コンパクトでありながら高機能を実装するためには、信頼性が高く、省スペースな電源が不可欠です。従来の一次電池では容量が不十分であり、標準的な二次電池を組み込もうとすると、厚さの面で大きな課題となります。標準カードにおける二次電池の厚さ要件は通常0.5mm未満ですが、従来の薄型バッテリーでは複数のセキュリティ機能を効果的にサポートするのに十分な容量を提供できません。さらに、指紋認証センサーやBLE通信モジュールなどの重要なコンポーネントを実装する際、限られたスペースの中でこれらの機能を駆動するには、超薄型でありながら十分なパワーを持つ二次電池が不可欠です。