1. TOP
  2. 活用例・導入実績
  3. FIDO2準拠の次世代ハードウェアセキュリティパスキーを実現

採用されました

活用例・導入実績

FIDO2準拠の次世代ハードウェアセキュリティパスキーを実現

採用企業
PONE Biometrics

開発背景

デジタル環境でのセキュリティ向上のため、従来のパスワード認証に代わる強固な方式として、FIDO2準拠のパスワードレス認証技術の導入が加速しています。

フィッシング耐性が高い認証ソリューションとして、セキュリティを強化するための指紋認証、エンドポイントログイン用のBLE、NFC、USB通信、そしてフィッシング攻撃からの保護機能など、よりユーザーの使いやすさを考慮したアプローチが求められています。

北欧企業であるPONE Biometricsは、日本ガイシのEnerCeraを活用し、FIDO2に準拠したセキュリティキー「OFFPAD」の開発に成功しました。「OFFPAD」は、サイズ86 x 54 x 2.5 mm、重さわずか17gという洗練されたデザインを実現し、指紋認証によるフィッシング耐性の高いログイン体験を実現しています。

コンパクトでありながら高機能を実装するためには、信頼性が高く、省スペースな電源が不可欠です。従来の一次電池では容量が不十分であり、標準的な二次電池を組み込もうとすると、厚さの面で大きな課題となります。標準カードにおける二次電池の厚さ要件は通常0.5mm未満ですが、従来の薄型バッテリーでは複数のセキュリティ機能を効果的にサポートするのに十分な容量を提供できません。さらに、指紋認証センサーやBLE通信モジュールなどの重要なコンポーネントを実装する際、限られたスペースの中でこれらの機能を駆動するには、超薄型でありながら十分なパワーを持つ二次電池が不可欠です。

EnerCera活用意義

極薄0.45mmの曲がる電池

EnerCeraは、わずか厚さ0.45mmの曲がるリチウムイオン二次電池です。ISO/IEC10373-1に準拠し、曲げ試験1,000回を大幅に超える5,000回の曲げ耐性が実証されています。二次電池のなかでも曲げ耐性を持つ薄い電池は少なく、カードへの実装に最適です。

高容量で指紋認証やBLE通信に対応

EnerCeraは、高容量で高エネルギー密度が特長です。指紋認証による本人確認、BLE通信によるスマートフォンとのペアリング機能をカードに搭載する電池としても機能することができます。

ICカード製造のホットラミネート加工に対応

EnerCeraは製造時のホットラミネート処理における高温にも耐えるだけでなく、優れたサイクル寿命、劣化による膨張がなく、高い耐久性を持ち、バッテリー寿命を快適に維持します。

ユースケース

PONE Biometricsは、EnerCeraを採用することにより、指紋認証による生体認証、FIDO 2準拠のセキュリティ機能を備えた高度なセキュリティカードを実現することができました。この薄型電池EnerCeraを活用することで、薄型のカード形状を維持しながら、重要なモジュールを実装する十分なスペースを確保することが可能です。2023 webbilder  - bild 2.2442OFFPAD RENDER 20210826_2

 

現在、日本ガイシはカードメーカーと協力して、高機能なセキュリティカードの開発を進めており、信頼性の高い電源供給を通じて強化された認証機能をサポートしています。

PONE Biometrics OFFPAD

https://ponebiometrics.com/

社会的意義

将来的には、セキュリティの強化とユーザー体験を両立する新技術によって、スマートカードの機能性がさらに進化していくと見込まれます。EnerCeraは薄型で曲げ耐性があるという特性を活かし、今後もカード型デバイスの電源供給要件をサポートし続けます。
EnerCeraの超薄型電源ソリューションによって、生体認証やワイヤレス通信などの高度な機能の統合を可能にし、認証ハードウェアの進化に貢献していきます。

超薄型・小型リチウムイオン二次電池「EnerCera」とは?

お問い合わせ・お見積りは
こちらから